2021年7月14日
建設業ってサラリーマンから転職するときついと思っていませんか? 建設業を知らない人ほど「3K(「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」)」と言いたがる傾向があります。 若者の多くは「絶対にあんな仕事はしたくないよな。きつそうだし」と思っている方が多いと思います。このような声は世間の建設業界に対するリアルな声。 そして、日本総合建創はこういった間違ったイメージを払拭したいという想いが強く湧いてきました。
まず「建設は学歴のない人のやる仕事」という勝手なイメージを捨てていただきたいんです。もちろん、全ての方がそう思っているわけではないのは分かっているのですが、実際に建設業界に携わっていると、悲しいことにそういった心無い言葉を耳にする機会があるのは事実です。しかし、日本総合建創は建設業界に誇りを持っていますから、このような言葉を聞いても、悲しむのではなく、ちゃんとした建設業界を知ってほしいと強く思います。
「建設=馬鹿」というのは全く逆で、馬鹿に建設業界は勤まりません。建設業界には東大や京大出身者もいます。ただ単純に作業をこなすだけなら、確かに誰でも出来ます。しかし、建設業界の仕事は毎日、目まぐるしく現場が変わり、頭を相当捻らないといけないような現場が数多くあります。
型枠が良い例です。構造物に合わせた寸法の型枠を作る時だけでも、パネルの向きや、面木の打ち付け位置も気を付けながら、尚かつ図面に記された構造物の完成形をイメージしながら、作業を進めていかなくてはいけません。
さらには現場監督が指示したことを瞬時に理解し、施工しなければならないため、建設には相当な理解力とイメージ力が必要とされます。
家を建てる時も同じだと思います。建築士の言っている意味の分からない大工に家は造れません。相当な専門性も必要とする建設業の仕事は、決して馬鹿にできる仕事ではないのです。
それに、学歴だけで判断してほしくもありません。なぜなら高卒・中卒でも自頭のいい人はスピード出世を遂げているんです。
建設業に対する仕事のイメージで最も多いのが「キツイ」でしょう。確かに建設業は肉体労働を伴うため、決して楽な仕事ではありません。しかし、その一方で建設の世界でも日本の技術は進んでおり、一昔前では考えられないような機械や道具が次々に登場しています。
全て施工者が手作業で行っていたことも機械作業が進歩して、随分と楽に作業できる環境になってきました。そして、その環境はAIやロボットなどによって、これからも進んでいくと思います。
さらにいうと、建設の現場にはキツイ日もあれば、ラクな日もある、というのも現状です。作業内容が毎日変わるので、力作業でしんどい日もあれば、一日中カンタンな作業といった楽な日もあるわけです。ラクする事が良いとは言いませんが、少なくとも毎日キツイ仕事ばかりといった、嫌なイメージを持たれたくないので、こういったこともあえて伝えていく必要があると考えています。
建設業界に対する世間のイメージは「3K」と言われ、悪いイメージが大多数を占めています。それによって若者の建設業界参入の減少や職離れの原因に繋がっています。しかし実際に働いてみると、建設業界の素晴らしさが分かると思いますし、そのためにも日本総合建創は情報を発信して現場を変えていく必要性を感じます。
また、「3K」と言う人ほど、建設業のことを知らない他業界の人と言う印象もあります。メディアの方々には、もっと建設業の良い面を取り上げていただきたいと思いますし、このままでは土木従事者がいなくなり、日常生活のインフラにも支障が出てくるかもしれません。 若者が就職したい仕事ランキング1位に、建設業が輝く日を夢見ちゃダメですか?